日本の服作りの技と文化・伝統などをアパレルに生かすグロコン・エイト(東京、杉浦吉郎代表)は、ボディービルダーをイメージした筋肉美と日本の妖怪文化を融合したアパレルブランド「KINKAI」(筋怪)を発売する。ボディービルダーのような力強さと妖怪のミステリアスな魅力を組み合わせたデザインが特徴。プロボディービルダーのEITARO KUROSAKI (黒崎英太郎)氏の肉体と、妖怪書画家の蘭陵亭子梅氏が描き下ろした妖怪キャラクターを融合した異色のファッションブランドとして、ネットを軸に販売する。新たな販売先や協業先なども広げていく。「力強い筋肉と妖怪の個性を洋服に映し出し、着る人にパワーと自信を与える独自のスタイルを提案する。シルエットは体のラインを美しく引き立てる要素を取り入れ、妖怪の持つミステリアスさを随所に表現した」と杉浦代表は説明する。
伝統技術を未来へ紡ぐ:グロコン・エイトの挑戦
現代のファストファッションでは、大量生産効率が優先されたり、手間と時間をかけた高度な技術が次第に使われなくなっています。継承していくことが重要だと考えています。かつて、「ニドム加工」と呼ばれる技術。 日本国内でわずか2社 …
...